歯の噛み合わせと脳の発達
良く噛むと脳を刺激して脳の働きが良くなるという話は聞かれたことがあるかもしれません。実際に、脳と歯は同じ頭部にあり、とても近い場所にあります。歯の動きが直接脳に震動を与えているのも確かです。
また、歯、口の中にはとてもたくさんの神経が走っていて、特に歯は歯が直接歯茎についているわけでなく、歯根膜というものが歯の周りを覆っています。この歯根膜が歯がかんだ感覚を脳に伝えるセンサーを持っているのです。柔らかいものの中にほんの少し固いものが入っていても分かるのはこの歯根膜センサーのおかげです。
この歯根膜センサーも歯がきれいに並んでいるほうが鋭敏になります。歯並びを矯正したあとのほうが前頭葉の働きが良くなったという実験結果が報告されています。また、今まで有った歯がなくなって、噛み合わせが替わると、脳に対して影響を与えるようになります。この悪影響は高齢者より若年者のほうが大きく出るといわれています。
子どもの頃から歯を抜いて噛み合わせが悪かったり、不正咬合が続くと脳の発達にも影響があるということです。子どもの頃から歯並びは大切なのですね。

